ワークルールブック

PART1 働くための準備

Q.1  どんな就職先があるかを知るにはどうしたらいいですか?

A.  学校に来ている求人以外でも、さまざまなところで求人を知ることができます。

職活動は、まずは情報収集から。就職先として、どのような企業・仕事があるのかを知ることが大切です。さまざまな手段で情報を得ることで、より多くの情報が集まります。自ら積極的に情報を得ることで、これまで知らなかった企業・仕事があることがわかり選択肢は広がっていきます。

 ここがポイント!

  • 就職活動では情報収集が最重要。まずは浅く広く、さまざまなところから情報を集めましょう。
  • 就職活動をはじめた段階では、できるだけ広範囲から情報を集めることが重要。思いがけない「出会い」があるからです。

学校の就職課やキャリアセンター

その学校の学生にのみ向けた一般には公開されていないような求人があります。また、担当の教師や職員が具体的な相談に乗ってくれ、OBやOGの紹介をしてもらえることも。

求職者向けの施設

ハローワークやジョブカフェなど、仕事の紹介や就職の支援を行ってくれる施設。特にジョブカフェは若者を中心に支援を行っており、各地域の特色を活かして就職セミナーや職場体験、カウンセリングなどさまざまなサービスを行っています。

インターネット

情報の速報性もあり、今や就職活動ではメインのツール。多くの求人情報が、業界別・職種別、あるいは勤務地別などで分類されて掲載されています。特に、多くの人が利用する就職サイトは、企業の求人情報以外にも、イベントの情報なども網羅されていますから、非常に便利です。

求職者向けのイベント

「合同企業説明会」と言われるような、1箇所に複数の企業がブースを出して、企業の担当者から話を聞くことができる機会。仕事内容だけでなく、企業や働く人の雰囲気も知ることができます。

新聞や雑誌、フリーペーパーなど

求人広告や記事などで幅広い情報収集ができます。一つのものから得られる情報は限りがあるので、複数のものを、継続的にチェックするとさまざまな情報をタイムリーに得ることができます。